いまやインターネットやパソコンを使用する人が大半を占めるこの現代では、「セキュリティ対策が必要」だと耳にする機会は増加しています。
そのため、理解していなくても、なんとなくその必要性を感じている方は多いのではないでしょうか。
しかし、セキュリティソフトはある程度お金がかかるわりに、目に見える変化はほとんどありませんし、
特に便利な機能がつく、というわけでもありません。
それでもセキュリティ対策が必要だ、とされる理由は何なのでしょうか。
今回は、「セキュリティ対策が必要とされるその理由」についてご理解いただけたら、と思います。
そこで、セキュリティ対策を行っていなかった場合に起こりうることをご紹介しますね。
・パソコンの異変
セキュリティ対策を行っていないとおきてしまう症状で、まず考えられるのはこの「パソコンの異変」です。
具体的には、
・パソコンが起動しない
・動作が明らかに遅い
・メールの意図しない送信
などがあげられます。
普段に比べて、極端に不便なことはいうでもないでしょう。
嫌だな、と感じることでしょうが、こちらはまだまだ序の口です。
以下はもっと大きなトラブルにつながる例です。
・個人情報や大切なデータが盗まれる
やはり、起こりうるトラブルの中で一番困るのはこれではないでしょうか。
データと一口にいってもさまざまですが、クレジットカードの番号やパスワードもこれに含まれます。
便利ですし、最近ではそのようなサービスの浸透もあって、みなさん一度はパソコンでカードの番号やパスワードを入力したことがあるのではないでしょうか。
また、個人の情報の場合は、自分の問題で終わりますが、会社の場合はそうはいきません。
会社の情報が外部に漏れると、ニュースになるほどの大騒動になる可能性がありますし、厳重処分、なんてことにもなりかねません。
・自分が加害者になる
ウイルスによっては、たちの悪いものもあります。
特に「あるパソコンを感染させて、他のパソコンを攻撃する」というのは本当に怖い話です。
自分の知らないうちに感染し、しかも知人や友人もまきこんでしまいます。
当然自分は加害者とみられます。
自分も、周りの人も、どちらも守るためには、やはり何らかの対策を行わなければならないでしょう。
ここまで読んでいただいた方は、いかに対策を行っていないことが怖いことか、ご理解いただけたのではないでしょうか。
この機会に、セキュリティについて一度考えていただければ幸いです。
